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小さなことに左右されない「本当の自信」を手に入れる9つのステップ【水島広子】
【概要•要約】
何かの成果で自信をつける「DO」の自信では、成果を出し続けないと自信が折れてしまう。
一方で自分がどうありたいかという「BE」の自信はどんな状況でも揺るがない本当の自信である。
「自分はこうあるべき」ではなく「自分はこうありたい」という気持ちをできるだけ大切にしていくと強くなれる。
もし「こうありたい」という気持ちを見失っても、また取り戻せば良く、「こうありたい」という気持ちは常に「今選ぶもの」である。
実際できているかではなく、こうありたいと思い、自分はこれでいいのだと今を認めることで本当の自信がつく。
「自信のなさ」と「未知のことへの不安」を混同せず、不安は不安として受け止める。
未知の場所で不安な場合も自分がこうありたい、という「BEの自信」を大事にすれば大丈夫。
人と比べてしまうような衝撃を受けそうな場所に行くのは避けるのも一つ。
避けたと思わず、「自分を大切にしたい」というあり方を保てた、と捉えられる。
何かを失った時の喪失感と自信のなさも分けて考える。自分の限界•弱さを受け入れるところに本当の強さがある。
今に集中し、今を受け入れ、完璧を手放し、どうありたいかを自分なりに決める。
何かすることに自信がない時は自分がうまくできるかということに意識を向けず、自分がどう思うかも大切にする。
批判は受け流す。自分に正直に生きる。
【感想】
こちらもすごく参考になる本でした。
概要では特に自分に刺さった部分をメモに残しましたが、それぞれの自信のなさのパターンに合わせてどう受け止めればよいかが描かれていて、読み終わった後に心が軽くなった気がします。
私自身、不安を感じやすく、自分に自信がある方でもないのですが、「今自分がどうありたいか」に目をむけて、無理をしない今の自分を受け入れていきたいです。
自分は健康でいたいし、人に優しく誠実でありたいし、人生を楽しく過ごしたいし、楽に安定してお金も欲しいですね(笑)
また、とても緊張して逃げ出したくなる時もあるのですが、その時も自分が失敗するのではないかという不安より、楽しむことを意識してみたいと思いました。