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「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本【武田友紀】
☞こんな人におすすめ
・傷つきやすい方
・お疲れ気味の方
・自分って細かすぎるのかな?と悩んでいる方
・刺激に弱い方
・人間関係に悩んでいる方
【概要•要約メモ】
・いいものや辛いもの両方を感じ取る力が強い「繊細さん」と、その力が弱い(その感覚が分からない)「非・繊細さん」がいる。
・「繊細さん」が元気に生きるには自分がどうしたいかを自分の本音に問いかけ、自分で選ぶことが必要。
・苦手なことに対して心を閉ざすのではなく、五感をモノで防ぐ(サングラスをする、音楽を聞く、素材の良い服を着る、アロマをつける、刺激の強い食べ物を避ける)
・楽しいイベントの翌日も休日を入れる。
・配慮する力が弱い人もいる。察してもらうのではなく、その人を観察して、はっきり言葉でお願いする等で関係性を築く。
・嫌いは避けてもいい。相手の話を聞いて疲れるならテレビの向こうの人や、透明なアクリル板をイメージして、自分と相手に境界線を持つ。物理的な相手の間にモノを置いたり、距離を離れるのも効果的。
・頼まれていないのに助けず、見守る。頼まれたら助ける。
・できない時はできないと言っていい。
・察して欲しいと思わず、言葉で伝える。
・自分の中に自分の居場所を作る。自分の味方でいる。
・やることがいっぱいの時は一つ一つやっていこう、と目の前のことだけをやる。
・誰かが機嫌が悪いことに気づいたら放っておいて、相手から離れる。自分にハンドクリームを塗るなど自分をケアする。
・適職の3条件は①やりたいと思えるか②得意を活かせるか③働き続けられる労働環境か
・幼い自分をイメージして、迷っていることを聞いてみて、その子を守る親のつもりで、眠る・遊ぶなど自分のしたがることを叶えてあげる。
【感想】
本の中に繊細さんテストがあり、自分が繊細か否かが分かります。
自分は繊細さんなんだと分かりました。
ただ、繊細なことはデメリットばかりではなく、いいことや相手のことにも気づけるメリットもあることがわかって、悪いことばかりではないと思いました。
自分で選ぶ、自分のしたいことを叶えるのは大人になる程、簡単なようで難しく感じます。
本著には「繊細さん」がありのままで生きるヒントがたくさん載っているので、自分に合うやり過ごし方、生き方、働き方を探していきたいと思いました。
働き方は特に③働き続けられる労働環境かというのは「繊細さん」にとっては難しいところですよね…。
ただ、この本に書いてあった概要にあるようなテクニックを使って、少しでもありのままで生きていけるように過ごしてみたいです。
人間関係などに悩んでいる方はぜひ読んでみて、参考にしてみてくださいね。