ほどよく距離を置きなさい【湯川久子】
|
【概要メモ】
・「これが私の人生」と受け入れ、前を向く。過去にこだわらず、いまどう動くかを選ぶ。
・問題の中に自分がいるのではなく、人生の中に一部。切り離して解決のために向き合う。
・勝ち負けに拘らず、自分が幸せになるための選択をする。
・和解を選ぶ。
・正しさを押し付けない
・他の人から伝え聞く話は聞き流す。自分自身、その人自身に意識を向ける。
・相手の役割や責任を奪わない。我慢や無理はしない。
・できなくなったことにこだわらず、できることをやる。その中で楽しく生きていく。
・自分とは考えの違う人がいる時に「そういう考えもあるのか」と面白がってみる。
・生きているということはあなたを生かしてくれた人がいたということ。
・恨みを手放して穏やかに生きる未来を選ぶ。新しいことに挑戦してみる。
【感想】
弁護士の著者様の本なので、実際調停を長年経験してきたならではの視点があっての文章だなと感じました!
弁護士に相談しにくる人は問題の中にいて、憎しみや悲しみでいっぱいで、生きているのも苦しい状態の人もいると思います。
そういう人たちの心の糸をほどいていく中で、穏やかに生きていくヒントをくれる本だと思いました。