仕事も人間関係もうまくいく放っておく力【枡野俊明】
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【概要・まとめ】
※ネタバレあり、個人的メモです
他人は放っておく
・悩んでいる人がいる時、そっとしてあげる。
・自分の思い通りになるのは自分だけ。自分がどう変わればうまくいくかを考える。
・家族といえども違う人間と割り切り、尊重する。
・職場では人のプライベートに立ち入らない。
・苦手な相手を敵ではなく、自分を成長させるライバルと捉える。
・人の顔色をうかがわない。
・子や部下に口出しせずに見守る。危ないや相談された時は方向性をアドバイスする。
・「できないものはできません。」とはっきり言う。
・攻撃的な人には「あ、はじまったな」と流す。可能なら話題を変える、席を外す。
・自分に期待している他人と自分は関係はない。自分も他人に期待しすぎない。
・人と比べず、自分の価値観に従う。
・他人を優劣で見ず、その人の個性と思う。
・約束や期待は自分の感情で、「相手が守るかは分からない」くらいに捉える。
・「ま、そんなこともある。」と思う。
・他人に見返りは求めない。
・無神経な人の言葉は真に受けない。
・自分の目的・課題/自分にとって大事なこと・余力 の軸を持ち、他人の価値観はアドバイス程度に捉えられ、他人の仕事を引き受けすぎない。
・自分がミスした時の事情は人とっては他人事。どうしていくかを論じる。
・他人も自分も得意を活かす。
・男女ではなく、一人の人間として見る。
・外の人の声は気にしない。失敗はかすり傷。
今を生きる
・うまくいかなかった事はご縁がなかったと思う。
・未来を不安に思わない。
・素の自分でいる。
・嫌な話も笑い話にし、次の教訓にする。
・目の前の仕事に没頭する。
・些細な日常の変化に気づく。
・過去の成功にこだわらない。仕事も変わりゆくもの。
・人生も物事もいいことも悪いことも続かない。
・自分の選択は全て正しい。いい方向に向かっていくように行動する。
感情に支配されない
・怒りを感じたら「焦るな」と3回唱える。一呼吸おく。
・感情が湧いたらその瞬間はその感情と一つとなり、命を生き切る。その後は切り替えて、引きずらない。
・「嫌なこともいつかは終わる」と楽観する。
・パニックになったら一旦止まって、できること、やるべきことを行う。
・夜の決断は放棄する。
・他人も自分も「こういう人」と決めつけない。
・普通などない。
【感想】
情報やモノで溢れている現代社会において、人間関係も複雑になっています。
そんな今を生きている私たちにとって、「放っておく力」が肩の荷を下ろしてくれるのだと感じました。